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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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前期講義終了

前期の講義がすべて無事終了しました。余震が来ることを想定して毎時間講義していたので今年は特にホッとしています。生化学の最初の講義で大きい余震が来た時に教室でどういう行動をとるか、ルールを決めましたが、何事もなく前期が終了して本当に良かったです。ただ、来週の定期試験があるので、本格的に安心するのは試験が終わってからにしましょう。
生化学はアウトラインを講義するので精一杯です。あとは学生の自主的な学習に期待します。多くの学生は研究室に配属されれば生化学の知識が必要になるでしょうから、嫌でも勉強することになるでしょうし、必要に迫られて自分で勉強すれば頭に残るものです。私の学生時代の畜産学科は、旧態依然とした時代遅れのカリキュラムでした。生化学や分子生物学のまともな講義を受けたことがなく、コーン・スタンプの生化学や細胞の分子生物学を自分で読んでマスターするしかありませんでしたし、それでも足りないと思えるものは理学部の講義を受講したりしました。今日の講義後に、欠席回数を心配する学生が私のオフィスを尋ねてきましたが、欠席回数を心配するよりも講義内容がどの程度頭に入っているかを心配していただいたほうが前向きでしょう。学修に必要な教科書のページや公開している講義スライド資料で充分自修可能です。これだけ情報を開示している状況ですから如何様にも勉強できるわけで、これで勉強できないというのは怠惰以外のなにものでもありません。また、シラバスに記載している範囲から試験するわけですから、これほど簡単な試験もないと言えます。指定されている教科書のページを頭に入れていただければクリアできる試験です。これからはシラバス以外のことも積極的に勉強してもらうことが必要ですし、研究の最前線にいけば、そこにはシラバスなど存在しないので、自分で苦しみながら研究に必要な知識を習得することになります。ただそのレベルに達するには生化学や遺伝学、分子生物学などの基礎学問の習得が不可欠です。地道でわくわく感に乏しい勉強かもしれませんが、わくわくするのはある程度の知識レベルに到達してからのお楽しみです。

肉牛のセシウム汚染が広がっているそうですが、これについてはまた別の機会に論じてみたいと思います。私は飼料資源科学という研究室を主宰しているので少しは今回の件と関係するでしょう。
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by atsutoyoda | 2011-07-19 17:03 | 教育
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