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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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センター試験準備で思うこと

いよいよこの週末にセンター試験なのですが、今日、全体の説明会がありました。リスニングテストだけではなくて、年々、入試のルールが複雑になっていきます。受験生の選択肢が増えることは良いことかもしれませんが、入試のシステムとしてはなかなかヘビーなものです。このまま複雑化するとどこかで破綻するのではないかと思えます。京大で携帯電話を駆使したカンニングもありました。こういう事件は必ずその翌年の入試に影響を与えます。

私が受験生だった20年以上前は5教科5科目の共通一次試験でした。受験生全員がこの800点満点の試験を受けていたと思います。私立大学で共通一次試験に参加しているのは産業医科大学だけではなかったかと思いますが、今から思うとずいぶんシンプルな入試でした。大学センター試験になってから、私立大学の利用が大幅に増えて、受験生と入試科目の多用化が進んだのですね。私がよく利用するつくばエクスプレスに私立大学の広告があります。一科目二科目受験とかがあるのですが、そういう少数科目の入試スタイルでもセンター試験を利用できることがメリットみたいです。でも、本当にメリットなのかと疑問に思うこともあります。入学試験科目を減らすことは日本の高等教育、というより教育全般にどう影響するのか、データをとって教育現場にフィードバックしてほしいと思います。大学間の熾烈な受験生獲得競争で入学試験の負担を軽減したり、多様な入試制度を設けたりして、「受験しやすさ」をアピールすると、結局何が起こるのか。「指導」があっても良さそうな領域だと思えますが、ここは大学の自主性に任されているということですかね。大学の自主性に任せていい部分とそうでない部分があるのですが、任せていい部分でしょうか。

いっそう進んだ科学技術を大学で学び、研究するには、私が高校生だったころよりも進んだ知識を高校で幅広く身につけてほしいものです。と、偉そうに書きましたが、私たちの時代は実は予備校がかなりそのギャップを埋めてくれていたのではないかと思います。私が卒業した都立高校では化学などは教科書の最後まで習わずに入試に突入しました。そのあと、私が一年通った予備校は、高校の授業にはない魅力的なものでした。大学での研究をイメージさせてもらい、大いに進学意欲がわいたことを思い出します。将来、分子生物学をツールにしたいと思うようになったのは、予備校の生物の講師が分子生物学の研究をしていたからですね。分子生物学や発生生物学がタフな研究分野であることは一浪のときに勉強しました。その通りでした。

なにはともあれ、この週末は雪が降らないでほしいですね。車はスタッドレスタイヤに替えました。
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by atsutoyoda | 2012-01-10 18:57 | その他
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