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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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つくば国際大学非常勤講義6回目、ビタミンD

午前中、水戸の本部で会議を一つこなしました。放射線量計を車に載せて、つくばの自宅から水戸キャンパスまで高速を使っていきました。途中、0.2μSv/hくらいまで上昇する場所があったのですが、高速の周りが杉の森林でした。高速道といえども空間線量はずいぶん変化するものです。しばらく線量計を携行して、研究室のメンバーが行動するエリアを計測していきたいと思います。

午後はつくば国際大に非常勤にいきました。ビタミンDについて演習しましたが、テキストである「日本人の食事摂取基準」にびっくりするようなことが書かれていました。京大の研究成果ですが、新生児にビタミンD欠が高頻度に見られて、頭蓋癆が22%の新生児に見られるというのですね。私が学生のころにビタミンD欠乏を勉強したときにはなかった知見です。栄養学、特にヒトの栄養学はまだまだ分かっていないことが多いですし、むしろ家畜栄養学の方が進んでいる部分があります。ヒトと動物の栄養学の分野交流がもっと必要なのではないかと思えます。家畜栄養学とヒトの栄養学の接点になるような学会がないですね。私が所属している畜産学会はモロに家畜が対象ですし、栄養・食糧学会はヒトやラット、マウスが対象です。動物種が違えば栄養代謝機構も全く異なるので、広く全体を見渡せるような学会が欲しいですね。

【参考】
「日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/2008/news6/080331_1.htm
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by atsutoyoda | 2012-01-26 22:01 | 教育
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