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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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しゅうかつと教育の選択と集中

学部3年生の就職活動が始まりました。今春卒業予定の大学生の内定率は80%だということです。内定率の中身が疑問ですが、実態はもっと厳しいようです。国立大学理系や関東地方の内定率が他に比べると高かったようです。関東の国立大学理系であるわたくしたちの学部でも、就職戦線の厳しさは嫌というほど感じます。今後、公務員の採用が大幅に減らされることを考えると、プラス材料があまりないような気がしております。日本で職がなければ海外でもどこでも飛んでいけるようなタフな学生を育てるしかありません。

柳田充弘先生がブログにサイエンスの選択と集中はやめるべきと意見を述べられていました。大学の教育も選択と集中は危険でしょう。過去のはなしですが、バイオ産業が伸びるだろうということで、バイオ系学部が増えました。バイオ系ドクターも増えました。その結果、何が起こったか。今後、グリーンイノベーション、ライフイノベーションを国が推進していくそうですが、この二つのイノベーションに特化した大学教育プログラムが出てくるでしょう。研究費がグリーンとライフに重点配分されれば、おのずと教育もグリーンとライフに重点を置かざるを得なくなります。問題はグリーンやライフの教育をうけた学生が、社会に受け入れられるのかということですね。バイオ系で痛い目にあっている人をたくさん見ているので、にわかにこういう選択と集中は信じられないのです。「政策は間違っていました。別の方向を模索しましょう。」というロジックは教育にはなじまないです。


【参考】
「就職内定率:今春卒業予定の大学生80.5% 低水準続く」毎日新聞 2012年3月16日 10時14分(最終更新 3月16日 11時12分)
http://mainichi.jp/life/job/news/20120316k0000e040175000c.html

「平成22年度学部別卒業者の進路(茨城大学)」
http://www.ibaraki.ac.jp/common/pdf/generalinfo/h23employment_ver2.pdf
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by atsutoyoda | 2012-03-16 23:19 | 教育
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