Ami Express


茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

138億円の行方

国立大学改革強化推進事業138億円をどう獲りに行くのか各大学はどの程度議論しているのでしょうか。私たち末端の教員には皆目見当つきません。大学が独法化を迎えた時よりも緊張感があります。大学全体の取り組み、あるいは複数の大学での協同の取り組みに予算をつけるのでしょうか。学部単位の改革も重要で、まさにその議論を熱心にしているのですが、財務省には見向きもされないのかもしれません。国立大学法人の整理統合を狙っていることは間違いありませんから、何某かの改革案を出さないとサバイブすることは覚束ないのでしょう。うちの農学部の教員数は国立大学でも一番の少人数だそうですが、ここ5年くらいのパフォーマンスは悪くないと思えます。教育プログラムなどの採択状況を見れば分かりますが、関係されている教職員の方たちの獅子奮闘ぶりには本当に頭が下がります。研究を犠牲にして教育業務に忙殺されている状況でしょう。この努力も大学全体でみると希釈されてしまうのかもしれません。地方国立大学でも改革ぶりのアピールが「うまいな」と思えるところがあります。地方国立大間で教職員の能力に相当な差があるということもないでしょうから、大学マネジメントの差が如実にでていると思えます。

今までの競争路線、つまり「選択と集中の戦い」からいっさい離脱して、予算は少ないけど、充分に個人研究に時間をさける大学運営もあり得ます。ブログ管理人が学生だった時代は、とにかく研究重視の教官が多かったですから、20年前のやり方に戻ればいいわけです。それが良い教員もたくさんいるでしょう。が、この御時勢、学生や受験生の支持を得るかが問題ですね。国立大学といえども教育も就職支援も最低限の大学に来てくれるほど、時代は良くないです。

いま、ブログ管理人は自分のラボを復興することに専念しているわけですが、大学間連携でアンブレラ方式になったときにラボの個性を出すことができるかと考えます。似たようなラボがアンブレラの中にあったら整理統合の対象にはなるでしょう。その覚悟は必要です。

【参考】
「高等教育予算の課題(1)国立大学を巡る課題」PDF(財務省)
http://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings_fs/material/zaiseib190521/02_d.pdf
[PR]

by atsutoyoda | 2012-03-21 20:29 | 研究
<< 若者はどこにいけばいいのか? 送別会 >>