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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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大阪バイオサイエンス研究所

大阪バイオサイエンス研究所(OBI)の大阪市からの支援が毎年25%削減され、平成27年度には支援を取りやめるという結論が大阪市の市政改革本部で決定されたとのことです。現在は年間6億円の支援をしているということですが、今後は自律的経営を求められることになります。

OBIは管理人が大学院生の頃に1年ほどお世話になりました。研究所としては非常に恵まれた環境でした。当時は長田重一先生が在籍していて、アポトーシスの分子生物学の興隆を目の当たりにしたものでした。早石先生や花房先生が普通に所内を歩いておられるのも不思議な感じでした。まあ、大学院生にしてみれば夢の様な環境だったと言えます。OBIにいたのは20年ほど前ですが、この20年間の業績は凄まじいものです。あの小さな研究所でよくもまあこれだけの業績を出せるものだと思っていました。

大阪市長が変わってからいろいろありますね。科学研究の価値を評価できない人が首長になると、どんな画期的な研究成果を出していてもこのような扱いを受けるということです。あの「事業仕分け」が蘇りますが、OBIほどの研究所であれば欲しがる大学はいくらでもありそうです。うちのような地方大学にOBIみたいな研究所があったら、とても刺激になります。ある役所の勉強会で各地方大学にミニ理研を作ろうという案を議論したことがありますが、地方大学での研究の活性化のためには、それぞれの大学に小さくても良いからトップレベルの拠点が欲しいものです。

週明けは学長選挙です。不勉強で選挙戦の論点がよくわかりませんが、「地方は地方なりに」みたいな機能別分化路線はもう飽きました。地方であっても研究機能の強化という議論がもっと必要だと思うのですが、あまり聞こえてきません。

【参考】
「OBIパブコメについてのtogetter」
http://togetter.com/li/303821

「OBIホームページ」
http://www.obi.or.jp/
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by atsutoyoda | 2012-05-18 19:47 | 科学技術政策
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