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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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グローバル人材

大学改革においてポイントのひとつになるのがグローバル人材を如何に養成するかですが、日本企業はかならずしもグローバル人材を受け入れていないという実態があるのだそうです。これが本当だとすると大学でグローバル人材を養成しても、大学院重点化とおなじようなことにならないかと思えます。オーバースペックな人材というわけですね。たしかに日本企業が学生に求めるのは、「協調性」がいちばんだったかと思いますが、それは日本の企業文化における「協調性」ということなのでしょう。管理人が学生のころは、大学ではなるべく何も学ばずに就職してきて欲しいと言われたものでした。20年前ですが、大学で変な色に染まるのを嫌う文化が企業にあったことは間違いないです。今も本質的には変わらないのかもしれません。

学生を送り出す側としては、学部3年生(最近ではもっと前から)にもなるとひたすら就職活動に追われて、内定取れたと思ったら今度は研修で拘束されるわけですね。ではいったいいつ学生たちにまとまった教育をすればいいのだと思うわけですが、企業がこういう状況を作り出しておきながら、日本の大学教育には期待できないと言われても、なんだかそれは違うだろと思うわけです。大学改革が進んで、グローバル人材を輩出したら、その人材を積極的に採用していただけるような企業はどのくらいこの日本にあるのでしょう。この4月に出された大学改革の方向性ははたして正しいのか、日本企業の実態も踏まえた上でよく精査する必要はあるでしょう。オーバースペックな人材を輩出して、人材をだぶつかせるほどの財政的な余裕がこの国にはあるかということです。

【参考】
「日本企業は本当にグローバル人材を求めているのか」(佐々木 俊尚IT進化論)
http://www.ngs-forum.jp/rblog/detail.php?cno=300

"Young and Global Need Not Apply in Japan"(The New York Times, By HIROKO TABUCHI
Published: May 29, 2012)
http://www.nytimes.com/2012/05/30/business/global/as-global-rivals-gain-ground-corporate-japan-clings-to-cautious-ways.html?pagewanted=1&_r=4&emc=eta1
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by atsutoyoda | 2012-08-27 19:22 | 大学
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