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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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タイの大学訪問記

3月18日から20日までタイ・バンコクのKing Mongkut's工科大学トンブリ校(KMUTT)と、タイ東北部のコンケンにある総合大学Khon Kaen大学(KKU)を訪問してきました。教育および研究交流の可能性について打ち合わせることが目的です。うちの農学部からは管理人の他に、KD先生、NJ先生、SN先生が同行されました。みなさん、30代で若手です。

まず、KMUTTのSchool of Bioresources and Technologyに行きました。幅広く生物科学を教育・研究している学部のようですが、設備などは我々の想像を超えるほど充実しています。日本の地方国立大学と比較してはいけないのかもしれませんが、ちょっとショックでした。学部紹介のプレゼンテーションも素晴らしく、ラボツアーも慣れていてスムーズで、率直言って、「負けているな」という感じでした。学生たちが熱心に実験している姿も印象的でしたが、それよりもびっくりしたのは教員、学生とも女性が非常に多いことです。Narumon学部長は女性ですし、PIも女性が多かったです(たまたまそういうラボをツアーしただけかもしれませんが・・・)。学部内に巨大なバイオエタノールプラントや発酵飲料工場、創薬研究所などもあり、産学連携が非常に盛んなようでした。日本の大学運営(とくに国立大学)にヒントになりそうなことがたくさん転がっているのではないかと思えました。こういう勢いのある大学との連携は、いろいろな意味で我々にとっていいことがありそうです。

KKUには2年ぶりに訪問しました。ここはタイ東北部の拠点大学で、特に農学部はカサセート大学、チェンマイ大学とともに拠点校になっています。日本のJIRCUSや京大の研究室もありますが、日本との研究教育交流の歴史は長いのです。大学の周囲は広大なフィールドが広がっていますので、フィールド研究する農学者には適した研究拠点でしょう。実験農場にはThai native cowなど家畜も豊富にいますから、日本の大学ですくない数の家畜で研究しているよりも、こういう恵まれた環境で思いっきり研究したほうが学生にとってもよさそうな気がします。海外大学との交流のメリットを探していますが、どうも日本の大学(特に地方国立大学)にとってのメリットは、今まで以上に大きくなっているように思えます。

問題は海外で勉強したいと思う学生がどのくらい出てくるかですが、世間で言われているほどうちの学生たちは内向き志向ではなさそうなので、Double degreeプログラムの準備なども含めて国際交流に少しはお役に立てるようにしたいと思います。

しかし、この時期のタイは暑いですね。ビールはいくらでも飲めます。
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by atsutoyoda | 2013-03-22 18:47 | 大学
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