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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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科研費の結果2

結局、3つ出した科研費申請は全滅でしたね。無様です。昨日の深夜に事務からメールがありました。25年度は申し訳ないことですが、研究室の学生にマウスを一匹ずつ買ってやり、データを取らせることにいたしましょう。本当にラッキーなのですが、別の競争的な予算がいくつかつきましたので、その極度に「不幸な状況」は回避されましたが、科研費の不採択はダメージありますね。2ヶ月近くにわたって申請書の作成に没頭するわけですからね。共同研究者との打ち合わせもあったりで、相当なエネルギーが必要な科研費申請書の作成作業ですが、もう少し、「全か無か」ではない予算措置の方法はないかと思います。ちょうど、「日本の科学を考える」というサイトで藤田保健衛生大学の宮川さんが議論していますね。ちょっと引用してみますと、

科学技術の研究では、(分野にもよるとは思いますが)大きな難問にじっくりと長い時間をかけ集中して取り組むことが重要ではないでしょうか。世界にさきがけて独自の大きな価値を持つものを発見したり開発したりするためには、そういうことをサポートする仕組みが必要でしょう。つまり、期間が短く少額のギャンブル的研究費が多種乱立している状態ではなく、期間は長く比較的額の多い安定した基盤的研究費がどっしりとあるというのが望ましいのではないでしょうか。

「選択と集中」からはずれた大学や分野は科研費が研究費の最後の砦でしょうから、これをはずすともはや存亡の危機にさらされるということでしょう。実際に科研費に採択されなくなって、一線から退いた状態の人をたくさん見ていますから、その怖さはヒシヒシと感じます。研究者としての存亡ももちろんですが、実は真に必要な研究分野が人知れず消えてったりしていないのかと思いますね。恐ろしいギャンブルをしていると言えるでしょうね。


【参考】
「安定した基盤的研究費の導入を!」(藤田保健衛生大学・宮川剛)
http://scienceinjapan.org/topics/031413.html
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by atsutoyoda | 2013-04-05 18:59 | 研究
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