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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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カテゴリ:大学( 57 )


茨城大学入試志願状況

今日で入学願書がだいたい出そろいましたが、農学部前期日程はどの学科もかなり高倍率です。管理人は入試の実務委員を担当していますが、午後は膨大な量の願書の確認作業で忙殺されました。逆に後期日程の志願者が大幅に減りました。トータルとしては昨年度とほぼ同じ出願数なのですが、前期日程に大幅な志願者数の増加があったというのは特筆に値します。特にブログ管理人の所属する生物生産科学科の昨年度の前期日程は4.2倍と高倍率でしたので、今年度の倍率は下がると予想していました。今までは年度ごとに高倍率と低倍率を繰り返す傾向にありました。今年度から、前期日程では理科(物理、生物、化学から一科目)を課したことが志願者増に貢献しているのかもしれません。もちろんオープンキャンパスや高校訪問で広報が頑張った成果かもしれません。マスコミなどで紹介される研究成果や教育プログラムが影響しているのかもしれませんが、いずれにしろ教員としてはうれしいことです。ただ、後期日程の志願者が減った理由は分かりません。このへんはしかるべきところで調査するのでしょう。

福島大学でも志願者が増えたそうです。受験料を無料にしたことが影響しているらしいのですが、入学手続き率がどうなるか気にはなるでしょうね。うちの大学は受験料を無料にはしていませんが、やはり手続き率というのは気になります。3月末まで気が抜けません。入試の実務委員は年度末の学会などにはほとんど参加できないということを聞いていましたが、当時は理解できませんでした。自分でそういう役割を担ってみて、はじめて理解しました。確かに学会活動よりも若い人材の発掘作業が重要に思えてきます。入学者は、近い将来、自分と協同でサイエンスの冒険に出かける仲間になるわけですから。


「茨城大学志願者・合格者状況」
http://www.ibaraki.ac.jp/guidance/entrance/faculty/situation/index.html
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by atsutoyoda | 2012-02-01 20:33 | 大学

入試志願状況

一般入試の願書の受付が始まりました。今年は震災や原発事故の影響で出願数が減少するのではないかと不安だったのですが、農学部の現在の志願状況を見る限り、杞憂だったようです。特にブログ管理人の所属する生物生産科学科の一般入試は昨年度、高倍率だったので、今年度、倍率が上がるファクターがみつからないのですが、前期日程で筆記試験を復活させたことが逆に受験生を集める原因になったのかもしれません。この10年、小論文や面接など入試方法が二転三転しました。管理人が受験生だった頃は、小論文や面接での選抜方法をとる大学の受験は避けたものです。そのために新たに対策を取るほどメリットを感じなかったですね。5教科の対策に手いっぱいという感じでした。

「歩留り」がどうなるか分かりませんし、どういうモチベーションの学生が入ってくるか分かりませんが、学科のメンバーとしては、少しホッとしています。いずれにしろ、2月25日の前期日程までひと月もありませんから、受験生のみなさんは風邪などひかぬよう体調管理には万全を期していただきたいと思います。


「茨城大学一般入試(前期日程、後期日程)の志願状況」
http://www.ibaraki.ac.jp/common/pdf/guidance/24ippanshigan0130.pdf
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by atsutoyoda | 2012-01-30 21:52 | 大学

論文投稿、TK君訪問、私費外国人留学生入試志願状況

たらいまわしにされつつある論文をある雑誌に投稿しました。捲土重来。Elsevierの投稿システムには慣れました。慣れるようなシステムにするというのも出版社の戦略としては重要ですね。「顧客確保」のために。この一年でElsevierの雑誌に何度投稿したか分かりません。
投稿作業しているときに研究室OBのKT君がラボにやってきました。彼は福島県に勤めているのですが、元気にやっているようなので安心しました。現場はなかなかの修羅場だとは思うのですが、福島県の畜産を支える人材になってほしいと思います。ある意味、すごくやりがいがあるでしょうが、何が本当に大事なのかを福島県という狭いエリアのことだけはなく、日本全体を見回して考えないといけないところはあるでしょう。福島県の農業の信頼を回復するには並大抵の努力では無理であると思います。福島県職員には畜産職を中心に研究室OB、OGが何名かいるのですが、どのようなビジョンを持って解決しようとしているのか聞いてみたいと思います。日本の農業の抱えた最大の課題と言っても良いのかもしれません。

私費外国人入試の願書を締め切りました。志願者は大幅に減ったようです。農学部が昨年に比べると半減ですね。大学全体でも半分近くに減っています。これから一般入試の募集も始まりますが、どうなることやらという感じです。

「平成24年度茨城大学私費外国人留学生入試志願状況」
http://www.ibaraki.ac.jp/common/pdf/guidance/24shihishigan.pdf
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by atsutoyoda | 2012-01-23 18:26 | 大学

教員人事

どこでもそうでしょうけど、教員人事についてはかなりもめます。この時期になってくると次はどこの講座で教員人事を開始するかがよく問題になります。私の在籍する講座では2年連続で教授が退職しているのですが不補充です。定員削減分がありますから、ひとつのポジションは戻ってこないのですが、もう一つは返ってくるはずです。しかし、そのポストがどのように返ってくるのかが分かりません。ともかく、ポストの貸借関係や学長預かりのポストの運用も含めて全体像が全く分かりません。これは長い歴史の人事の複雑なやりくりが影響しているのですぐには解消できないとは思えますが、学部改革を阻害する要因にもなっているように思えます。ガラガラポンして、教育への貢献度、論文数、IF、論文引用数、地域貢献度などたくさんの尺度で再審査して教授職、准教授職、助教職などに再配置するしかないかもしれません。ものすごくいい研究や教育をしているのにポストが空かずに昇格できない教員もいます。ほとんど研究や教育をしていないのに昇格する教員もいます。はっきりしていることは、教育も研究も不充分な教員を年功序列で昇格させるようなことはもうやめたほうが良いということでしょう。そういう教員は高等教育で機能しないことがはっきりしていますから。今まで通りの情実人事ををやっているようでは国民から見放されると思っていいでしょう。

優秀なポスドクが職がなくてどんどんサイエンスの分野から去っていくわけですが、そういう「知的財産」の流出を防ぐのも大学の大きな役割ではないでしょうか。「頭脳還流」よりも重要です。これは大学改革以前の基本的な問題です。人材がそろってはじめて改革はなりたちます。というわけで、後ろ指刺されないように頑張らねばなりません。
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by atsutoyoda | 2012-01-18 18:51 | 大学

センター試験の後始末

今回のセンター試験にはかなり翻弄されましたが、翻弄されたのは私たちだけではなかったようです。全国的にトラブルが続出したようです。4500人に影響したということで受験者が本当に気の毒です。全受験者の1%に相当する受験者に影響したわけですから、運営法を改善しないといけませんが、試験科目自体はしばらくいじれないはずなので、来年どうするつもりなのか。下記の新聞報道では大学入試センターが責任を明言していません。センター試験参加大学の運営責任が重くて、センター自体には責任が無いと思っているのでしょうか。理解不能です。

経産省のキャリア官僚がインサイダー取引で逮捕されましたが、妻の指示でやったと言っているそうです。これも嘘のような笑えない話です。

レベルは違えどどちらも責任逃れに必死という感じで、悪い官僚の見本のような態度です。官僚が嫌われる原因が如実に出ているニュースです。迷惑に思っている官僚も多いことでしょう。


「大学入試:センター試験 トラブル『予想された』 4500人影響、受験生『ずっと動揺』」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/edu/exam/archive/news/2012/01/20120116ddm041100111000c.html

「経産官僚の信頼損ねた株取引」(日経新聞)
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE1E5EBE4E5E5E0E2E3E1E2E3E0E2E3E08297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D
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by atsutoyoda | 2012-01-16 17:37 | 大学

大学入試センター試験

大学入試センター試験が終了しました。今年のセンター試験のやり方は、特に社会と理科が2科目受験、1科目受験が可能となり複雑怪奇で、試験一日目にすでに3000人ほどの受験者が試験開始時刻の変更などの影響を受けたそうです。リスニングプレーヤーが届けられていなくて、リスニングテストの開始時刻が大幅に遅れた会場もありました。今日、試験二日目のトラブルの状況はまだ不明ですが、いろいろあったことでしょう。明日の朝刊のセンター試験に関する記事はある程度、予想がつきます。センター試験の方法がどんどん複雑化していますが、試験会場の運営に限界が来ているということでしょう。受験者にとってもセンター試験の全体像を把握するのは大変でしょう。今朝のニュースで、センター試験のトラブル頻発について、大学入試センターが、現場が不慣れだったというコメントを出していましたが、まったく現実が分かっていないということで、どこの現場担当者も怒っていると思います。理想論だけが先行し、まったく現実が分かっていない人たちが作ると、こういうものができるという良い事例だと思います。センター試験だけではないでしょうが、入試でこういうものを作られると困ります。若い人の将来がかかっていますので、なるべくエラーの起こりにく方法を取らないといけません。受験機会を増やすのはいいですが、エラーが増えるような方法は望ましくないと思えます。

入試システムが複雑になると、そこをつく不正も起こりうるということをもっと考えておかないといけません。最終的に不利益を受けるのは受験生ですから、もっとエラーが起こりにくいシンプルな試験方法に戻した方が良いと思えます。
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by atsutoyoda | 2012-01-15 23:40 | 大学

大学入試センター試験直前、捏造疑惑

まるまる一日、センター試験の準備に追われました。今回の入試はシステムが複雑になって準備が恐ろしく大変です。本当に教職員全員出動体制でないと対応できないレベルです。明日から2日間、試験がありますが、無事に終わることを祈ります。T大のある先生は今年はセンター試験の担当を外れたということですが、旧帝大ではまだ余裕があるということですね。そういう余裕がある大学には受験者数をさらに上積みすべきではないでしょうか。地方大はどこもいっぱいいっぱいでしょう。今後、さらにセンター入試の仕組みが複雑化すると、現員では対応できないことが目に見えています。センター試験については抜本的にあり方を見直すべきではないかと思えます。この複雑さではにわかに人を雇っても試験の運営に対応できないでしょう。

転写因子で有名な教授グループの研究成果に捏造疑惑があるそうです。まだ公にはニュースになっていないようですが、告発サイトみたいなところに詳細な「解析」結果が出ていました。朝から非常に暗い気分になりましたが、全容解明してほしいものです。相当な額の研究費を使っているグループなので、うやむやにしてしまえば、日本のサイエンスの業界全体に大きなマイナスになることは間違いありません。国民への説明責任を伴います。
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by atsutoyoda | 2012-01-13 19:52 | 大学

サイエンスゼロ

早朝からセンター入試の準備などに追われました。夕方から学部改革に関する長時間の会議があったりで、サイエンスゼロの日でした。学生と少し研究のディスカッションして救われました。博士課程のIW君もいよいよ詰めの実験ができそうです。

学部改革については振出しに戻った感じでしょうか。第3期にサバイブできるかどうかなどという後ろ向きの議論になります。第3期は君らの時代だから若手教員はもっと意見しなさいなどと言われますが、この学部もずいぶん変わったものだと思います。私が助手で就職した15年ほど前は、若手は意見を言わない方がいいというような忠告をしてくれる先輩教官がいました。実際に若手は意見しにくい雰囲気がありました。そういう環境の積み重ねが今の状況を招いているのではないかと思える節もあります。若手教員だけではなくて、国民や地域の意見を聞く耳があったのかどうか。いまさらその意見を聞いたところでそれに対応できる柔軟さがあるか。

こういう組織の会議で意見を言わない人にもそれなりの理由はあるでしょう。私は意見を言う方ですが、意見を言う方が「リスク」があるという考えもあるでしょう。組織の硬直化というのは長い年月をかけておこるもので、一朝一夕にそれが解消されるわけではありません。しかし、待ったなしという状況であることは間違いないので、乾いたタオルを絞るようにして知恵を出し合わないといけないでしょう。何もやらないのが一番の「リスク」であることは間違いなさそうですから。

組織改革がどうあれ、自分が重要だと思える研究を推進して、その研究を志向してくれる学生を集めて育てることが、最低限、今の私にできることです。私がこの組織に貢献できることは研究と教育くらいしかなさそうです。どこから手を付けて改革していいか分からないからです。
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by atsutoyoda | 2012-01-11 20:19 | 大学

昼食会

午前中に論文を一本投稿したあと、弁当を食べようと思ったら内線がなりました。農業工学のOT先生から一緒にご飯を食べないかというお誘いでした。OT先生のオフィスに行くと若手の教員と事務職員の方が何名かお昼を食べていたので混ぜてもらいました。1時間ほど四方山話をしながら楽しく昼食をとりましたが、こういう機会は増やした方がいいですね。教員と事務員というのは割とぶつかることが多く、私も何度かぶつかっているのですが、相互理解を深める機会というのはときどき持った方がいいでしょう。特にこれから国立大学は改革の波にさらされることになるので、お互いどういうビジョンがあるのか語り合う機会を持ちたいものです。教員はともかく若い事務職員にどんなビジョンがあるのかとても興味があります。今のままでいいと思っている若い職員の方はそう多くはないでしょう。

午後はセンター試験のリスニング試験の講習会でした。今季2度目の講習会ですがかなり長時間拘束されます。リスニング試験自体は30分なのですが、その準備には膨大な時間がかかっています。関係する教職員も全国で合わせると相当な数に登るでしょう。リスニングテストは今回で7度目だそうですがそろそろ費用対効果の検証をしたら如何でしょうか。本当に学生のリスニング能力を評価したいのであれば、ほかに適切な方法がいくらでもあります。現行のリスニングテストは制度的に無理があると思えます。英語以外の語学を選択する受験生にはリスニングがないというのも意味不明ですね。
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by atsutoyoda | 2012-01-05 16:41 | 大学

復興元年

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

年末年始は2つのリジェクト論文を抱えながら6日間フルに休みました。子供とじっくり時間を共有できたのは良かったです。疲れましたが。箱根駅伝の東洋大の力走もすごかったですね。一年前の僅差の敗北から恐ろしいほどの成長ぶりです。1年であれほどまでに変わることができるというのはすごいことです。もともと優秀な選手が集まっているわけですが、さらにそこから大幅に上積みできるというのが素晴らしい。東洋大は、昨年、敗北した翌日の早朝から練習を再開させたそうですが、その心がけで一年ずっとやっていったのでしょう。地獄のような練習に耐えたのでしょうが、そういうことを感じさせないスマートさが今の選手たちにはありますね。それも好ましい。レース後の柏原選手の被災地を思うコメントも良かったですね。今まで聞いた選手のコメントで一番良いものでした。彼は富士通に入ってフルマラソンに転向するそうで、公務員ランナー川内選手のようになりたいというコメントが今朝の新聞に出ていました。あの二人が活躍すれば男子マラソンもずいぶん活性化することでしょう。ふたりが闘志むき出しで競うレースを早く見てみたいです。

今年は研究室の復興元年です。3月に危うく死にかけた状況から復旧作業につとめ、年末には研究室の補修も終了し、これから被災したものに代わる新しい備品も入ってくることでしょう。研究室は被災前にくらべてずっと環境が良くなっています。国民に支えられて研究しているということを今まで以上に実感していますし、また責任も感じています。震災後の日本で私たちの研究室が真に貢献できる研究とは何かをもう少し考えていきたいと思います。

今年の目標ですが、5つは論文発表したいです。昨年、難産に難産を重ねた結果、ようやくストレスモデル動物の論文を世に出すことができましたので、そのモデルをベースにした論文を発表していこうと思います。かなり興味深いかつ重要な知見が出てきていますが、ある程度以上のジャーナルに投稿するとうちの大学施設では対応不能の追加実験を要求されますので、いろいろな方に共同研究をお願いすることになると思います。

新しい研究プロジェクトもいくつかスタートすることになります。共同研究も含まれますが、研究を進捗させることと人材を育成することを如何にうまくやっていくかが大きな課題になります。4年生主体の素人集団をどこまで戦える集団に成長させることができるか。どうモラルアップさせるか。今の学生の最大の関心事は就職でしょうから、そこをあえて研究に目を向けさせるにはどうしたらよいのか。研究職のポジションが減っている状況であえて研究を選ぶ意味とは。これには知恵を絞らないといけません。

教育については、私のレギュラーの講義「生化学」については、もう少しレベルの高い学生にも楽しんでもらえるような講義内容にしようと思います。今までの講義では高校生物や化学の復習ですので、しっかり生物や化学を勉強してきた学生にとってみれば何も新しいことを学べないでしょう。それは成績を見ればはっきりしているのですが、これは改善します。

何はともあれ新年のスタートというのはいいものです。ひさびさにお会いした教職員はどの方も元気でテンションの高さを感じます。
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by atsutoyoda | 2012-01-04 14:08 | 大学