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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda

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送別会

研究室の前期のしめとして、中間報告会と教授と博士修了者の送別会をしました。今、帰宅しました(まだ研究室ではのんでいるかもしれません)。送別会は3月11日にする予定だったのですが、ようやく無事に終了しました。明日は研究室OBのAM君とKMさんの披露宴があります。おやすみなさい。
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by atsutoyoda | 2011-07-30 00:48 | その他

中間発表会打ち上げ準備

明日は研究室の中間発表会とその打ち上げをやるのですが、今日はその買い出しに行きました。飲み物と食材を買いこみました。昨年度退職された研究室の教授と博士課程修了したKT君の送別会も兼ねています。KT君がずっとお世話になっていたつくばの研究者の方々もお招きします。本来だったらその送別会は3月11日にやる予定で、その準備をしようというまさにその時に震災にあいました。明日は私も煮炊きを手伝おうと思いますが、少し緊張しそうです。明日、何事もないことを祈ります。余震や放射線物質を気にせずに飲み会したいものです。
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by atsutoyoda | 2011-07-28 17:18 | その他

生化学採点

レギュラーで担当している講義の生化学を採点しました。50枚以上の答案を見るので一日かかりますが、一気に終えてしまわないと採点基準がぶれるので途中でほとんどブレークを入れずに採点しています。私の出す試験はできのいい人がほぼ100点をとって、できの悪い人はかぎりなく0点に近くなります。なるべくこの低得点者を少なくしようと努力はしますが、問題の難易度を下げてもあまり効果がないのが実情です。ということはその成績下位層をレスキューできるように講義のレベルを設定することが必要なのでしょうが、100点を取っちゃう人にはもっとレベルの高い講義が必要であることも事実です。公共の利益のためには成績下位層をレスキューするのがいいのか、成績上位層をもっとのばすのがいいのか、いつも考えさせられます。今は成績下位層や不登校学生のケアにかなりのエネルギーを使っているわけですが、どこまでケアする必要があるのか決めておかないと、私たちの本来の仕事とはかけ離れた仕事に際限なく拘束されそうです。
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by atsutoyoda | 2011-07-27 16:52 | 教育

定期試験、遺伝子実験施設セミナー

先週の金曜日から昨日の月曜日にかけて恒例の夏休みいただき、鳥海山麓矢島の自転車レースに参加してきました。レースよりも地場産品で滋養をつけることが目的です。自転車レースに出ているのになぜか体重が3㎏も増えたのですが、これは鳥海山のエリアの魅力を物語っています。魅力的な食材が多いです。レースだけでは鳥海リピーターにならなかったかもしれません。今回は1300㎞を車で走りましたが、来年も豊かな食材を求めて参加すると思います。現地で出会うサイクリストも素晴らしいです。仕事をは関係しない一生の友と出会える貴重な機会です。

今日は担当している生化学の定期試験を行いました。50人以上受講していますが、解答している学生の熱気というものは凄いものです。この熱気があるうちはうちの大学もまだ大丈夫だろうと思えます。採点はこれからですが、毎年プレッシャーを感じながらの作業になります。

夕方は私の研究室OBで千葉大助教のTK君が遺伝子実験施設でセミナーをしました。IGF-1による筋肥大の分子メカニズムについてScienceの載ったデータを中心に発表しました。TK君は10年前の私の学生だったのですが、人間10年でずいぶん変わるものだと思えました。TK君はこの10年間はほとんどScienceの論文のために費やしたはずです。教員としては荒削りな私に指導されていたわけですが、かえってそれがよかったのかと思える節もあります。少なくとも私は今の学部生や大学院生には言っていなかったようなレベルの話をしていたようです。私は昔のことなので忘れてしまいましたが、相手のレベルをどうこう考えるのはScientistの養成には邪魔になるのかもしれません。難しいものです。

http://www.sciencemag.org/content/330/6010/1536.abstract?sid=f80e3f06-3d37-4ab0-a57f-f61c288424a6
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by atsutoyoda | 2011-07-26 23:25 | 研究

寒い、国会中継と子供科学電話相談

今朝、外の気温は19℃でした。台風6号の影響でしょうか。いつもの通りTシャツと短パンで出勤しましたがちょっと肌寒いです。オフィスは27℃でちょうどいい感じです。外壁工事用のシートの保温効果のおかげでしょう。涼しいのでかなり仕事の能率が上がりました。逆に普段暑さにあえいで仕事しているときはかなり能率が落ちていることが分かります。夏の仕事の仕方を考えるうえで、ヒントをもらえた一日でした。ともかく、34℃のオフィスで汗をだらだらかきながら、頑張ってDeskworkするのは賢い仕事のスタイルではなさそうです。空調の効いた実験室にこもって実験に精を出すか、すずしい高原で論文でも書くか、楽しい想像をしてみましたがはたしてどこまで許されるでしょうか。研究費を確保することが先ですと、学生たちに一蹴されそうな気もします。

子供科学電話相談がNHKラジオで始まりました。私はこの番組の愛聴者で、オフィスで仕事をしているときに聞いていることがおおいのですが、今年は国会中継が入って例年よりも番組時間が短いようです。子供たちの面白い、時に本質をついてくる質問と専門家の誠実なやりとりのあとで、国会中継を聞くのは本当に堪えがたいです。不愉快で消してしまうことが多いです。そのコントラストが凄すぎます。
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by atsutoyoda | 2011-07-21 16:23 | その他

「教育改革」の推進

教育改革や改善について学内で議論されています。文科省の教育改革支援事業(GP)など大きい予算もありますが、学内の小規模な競争的資金で教育改善に関する事業の公募もあります。私もある事業で教育改善経費を申請したのですが、「研究中心の計画に読み取れる」という評価で落選しました。採択課題を見ると、装置や備品を購入して講義や実習に活用することが、「教育改善」や「教育改革」という意味であることが分かります。私は高等教育において真に教育改善や教育改革をするのであれば、まずは教員、学生ともに十分な研究時間を確保して、そのうえ不断の努力で研究の「質」を上げなければならないと思っています。充分に研究して、それなりのレベルの研究成果を上げなければ教育改善にはつながらないと思っています。私の事業を「研究中心の計画に読み取れる」という評価をしてくれた評価委員の先生方は、研究中心が教育改善にはつながらないというお考えなのか、研究と教育についてどのようなご見識をお持ちか聞いてみたいと思います。大学では研究あっての教育ではないかと思えるわけですが、意外とこういう考えはマイナーなのかもしれません。質の高い研究成果が出るような環境を作り出すのが、教育改革や改善には一番重要であると思えます。学部生や大学院生の研究経費を見ると、いかに貧しい環境であるか実感できますが、立派な機械があってもこれを使う経費がなければ教育改善しようがありません。
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by atsutoyoda | 2011-07-20 17:51 | 教育

前期講義終了

前期の講義がすべて無事終了しました。余震が来ることを想定して毎時間講義していたので今年は特にホッとしています。生化学の最初の講義で大きい余震が来た時に教室でどういう行動をとるか、ルールを決めましたが、何事もなく前期が終了して本当に良かったです。ただ、来週の定期試験があるので、本格的に安心するのは試験が終わってからにしましょう。
生化学はアウトラインを講義するので精一杯です。あとは学生の自主的な学習に期待します。多くの学生は研究室に配属されれば生化学の知識が必要になるでしょうから、嫌でも勉強することになるでしょうし、必要に迫られて自分で勉強すれば頭に残るものです。私の学生時代の畜産学科は、旧態依然とした時代遅れのカリキュラムでした。生化学や分子生物学のまともな講義を受けたことがなく、コーン・スタンプの生化学や細胞の分子生物学を自分で読んでマスターするしかありませんでしたし、それでも足りないと思えるものは理学部の講義を受講したりしました。今日の講義後に、欠席回数を心配する学生が私のオフィスを尋ねてきましたが、欠席回数を心配するよりも講義内容がどの程度頭に入っているかを心配していただいたほうが前向きでしょう。学修に必要な教科書のページや公開している講義スライド資料で充分自修可能です。これだけ情報を開示している状況ですから如何様にも勉強できるわけで、これで勉強できないというのは怠惰以外のなにものでもありません。また、シラバスに記載している範囲から試験するわけですから、これほど簡単な試験もないと言えます。指定されている教科書のページを頭に入れていただければクリアできる試験です。これからはシラバス以外のことも積極的に勉強してもらうことが必要ですし、研究の最前線にいけば、そこにはシラバスなど存在しないので、自分で苦しみながら研究に必要な知識を習得することになります。ただそのレベルに達するには生化学や遺伝学、分子生物学などの基礎学問の習得が不可欠です。地道でわくわく感に乏しい勉強かもしれませんが、わくわくするのはある程度の知識レベルに到達してからのお楽しみです。

肉牛のセシウム汚染が広がっているそうですが、これについてはまた別の機会に論じてみたいと思います。私は飼料資源科学という研究室を主宰しているので少しは今回の件と関係するでしょう。
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by atsutoyoda | 2011-07-19 17:03 | 教育

オープンキャンパス

今日は農学部のオープンキャンパスでした。例年以上にたくさん高校生が来ていたようです。快晴、酷暑の中のイベントとしては健闘したと言えるでしょう。私は入試相談コーナーにまる一日、詰めていました。20人以上の受験生とそのご家族とお話ししました。ほとんどの相談は入試制度に関するものでした。特に推薦入試を受験したいという方の相談が多かったです。両親と一緒に来られている高校生も普通にいましたが、これは時代でしょうね。親御さんから熱心に入学試験の仕組みについて質問されましたが、私の受験生のころとはえらい違いです。入試制度も複雑になってきて、親も気が気でないのでしょう。ただ、もちろん遠方から一人でやってくる高校生もいました。入試の相談コーナーといっても、入試問題については言えることが限られているので、相談者はすこしフラストレーションがたまったかもしれません。私は相談者の生徒さんやその家族などを観察して、いろいろ思うところがありましたが、ここでそれを述べるのはやめにしておきましょう。

自宅に帰って、3歳の息子と遊びましたが、14年後に私もどこかの大学のオープンキャンパスに付き添うのかなと想像しましたが、多分、付き添うと思います。同業者を観察する良い機会です。
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by atsutoyoda | 2011-07-17 22:09 | その他

オープンキャンパスの準備

今度の日曜日は農学部のオープンキャンパスがありますが、今日はその会場のセットアップをします。私は入試関連の相談窓口としてほぼ丸一日出動します。猫の目のように変わる入試ルールを今から頭に叩き込まないといけません。受験生に嘘は言えないので責任の重い仕事です。特にセンター試験のルールは複雑怪奇になってきていて、受験生に説明してもすぐにご理解いただけるか分からないほどです。当日は模擬授業などイベントが盛りだくさんのようですが、研究室も一般に公開します。私のいる6階のフロアも片付きましたし、震災で破損した損傷個所も目立たないようになっています。うちのラボはまだ震災の爪痕が残っているのでポスター掲示のみにさせてもらいます。見学者の増減は気になるところです。震災や原発事故がどのくらい受験生動向に影を落としているかも推測できそうですし、このオープンキャンパスの参加者が極端に少なければ具体的な受験生獲得対策をしないと来春の入試が厳しくなります。まずは我々の大学は震災で大きな損害は受けたけど、どっこい元気にやっているぞというのを受験生に見せてあげましょう。どうも五浦の六角堂の再建だけがマスコミの話題になっているので、そのイメージは拂拭しておきたいところですね。
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by atsutoyoda | 2011-07-15 13:34 | 教育

粗大ごみを捨てて思ったこと

実験室や動物舎の粗大ゴミを大量に捨てました。震災直後にもかなりラボの備品を廃棄しましたが、新しい薬品庫や書棚が設置できたので、古いものを捨てることにしました。大学から出る粗大ゴミはお金を払って業者に引き取ってもらっているそうですが、逆に金属ゴミなどの資源ゴミは業者に売って、大学の収入にできないものですかね。オフィス用具なども中古販売業に売ればいいのではないでしょうか。いくらにもならないでしょうが、お金を出して廃棄してもらうよりはマシです。科研費は減額の可能性があるし、運営費交付金もこの先どうなるか分からないので、大学内でお金にできるものは何でも貪欲に収入にしておくことが肝要かと思います。大学での教育研究環境を守ろうとするのなら、なりふり構わず金の出入りに厳しく目を光らすべきです。前例に囚われるべきではありません。何しろ前例を踏襲して大学での教育研究をやっていけるような状況ではないでしょう。そのことに早く気が付くべきです。使いにくい電子会計システムやあまり利用されていない学習管理システムなども、毎年、そのコストパフォーマンスを評価して、パフォーマンスが低ければどんどん廃止すべき段階でしょう。電子システムは学内の会計や教務などいろいろな部局で導入されていますが、私個人的には仕事の効率化には結びついていないです。第2期中期計画中も人員削減をするのであれば、まずは学内の無駄を排除すべきでしょう。無駄な作業や慣習に慣れすぎるのは怖いことです。原発事故は我々にいろいろなことを教えてくれました。常に最悪の事態は想定しておかないと第2期を全うすることすら覚束ないのではないかと思えます。想定外という言葉はそう軽々に使ってはいけません。
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by atsutoyoda | 2011-07-14 21:48 | 雑用