Ami Express


茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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北米神経科学会

10月12日から18日まで北米神経科学会(SFN)でニューオリンズに博士課程のIW君と行ってきました。ヒューストン経由のUnitedでニューオリンズには夕方遅く着きました。空港から時速70マイルで30分飛ばすと市街地ですが、大きい街ではありません。途中、アメフトの巨大な競技場を通過します。セインツのメインスタジアムですが、3年前にスーパーボールで優勝したチームですね。ホテルは学会場であるコンベンションセンター向かいのマリオットに取りましたが、有名な観光地であるフレンチクオーターのバーボンストリートにも歩いて行けます。街のメイン・ストリートであるカナル・ストリート周辺は夜でも人通りが多く、安全そうなので歩いていましたが、一歩フレンチクオーターから外れると治安が悪いということです。たしかにバーボンストリートとの交差点からカナルストリートを北上したら、人気が少なくなって雰囲気がガラっと変わりました。酔っぱらいも多いです。バーボン・ストリートはさすがに観光名所で賑やかでした。ライブハウス、オイスターバー、VooDooショップ、ストリップが軒を連ねます。高田馬場の栄通りを思い出しました。

実はSFNに参加するのは初めてなのですが、かねてより噂では聞いていましたがあまりに巨大で驚きました。3万人の参加者でポスター会場は呆れるほどでかいのです。毎日15kmくらいは歩いていたようです。会場内だけで毎日10kmは歩いていたのでしょう。お陰で毎日3食の高カロリーな食事でもなんとか太らずに帰ってこれました。足の指にでっかい豆を作って往生しました。あと、会場の冷房が効き過ぎで異常に寒かったです。にも関わらず、皆さんみな薄着でしたね。女性も薄着です。寒がっていたのは日本人だけでしたか。

学会での収穫はまた機会を改めて書きたいと思いますが、こういう世界中から研究者や学生が集まってくる巨大学会には、博士課程はもちろん、是非、学部や修士課程で研究をはじめて間もない学生さんが参加すると良いのではないかと思います。いきなり国際舞台に立つとそれが当たり前になるでしょうし、自分の研究テーマの世界的な位置づけもはっきりするでしょう。大学でのグローバル教育が重要だというわけですから、学部生や修士課程の学生の学会渡航費も予算確保していただくとありがたいですね。
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by atsutoyoda | 2012-10-25 22:45 | 学会

ノーベル生理学医学賞

山中伸弥先生がノーベル生理学医学賞を受賞されました。大変おめでたいと思います。いつかは受賞されるとは思っていましたが、ずいぶん早かったなというのが正直なところです。肝心の奈良先端科学技術大学院大学の貢献があまり報じられていないようですね。iPS細胞の研究の発端は奈良先なわけですが、なぜiPS細胞のようなチャレンジングな研究が奈良先では可能だったのかをよく精査すべきだと思います。そこにこれからの日本のサイエンスを発展させる鍵があるのではないかと思えるからです。また、医学系の研究者である山中先生がiPS細胞を作ったというのもポイントですね。体細胞クローンを作るところまでは畜産研究者が貢献しているわけです。iPS細胞も畜産研究者が作ってもおかしくはなかったはずですが、それが出来なかったというのもいろいろと考えさせられるものがあります。

独創的な研究を生みやすい土壌とはどのようなものでしょうか?

奈良先端の学長がコメントを出しているようです。下記に引用します。

「山中先生はいつも、奈良先端科学技術大学院大学は私の研究の原点であり、本学に来たからこうした仕事が始められたと言っておられる。今回の受賞は、本学が、山中先生のような若い研究者の優れた先端的な研究を育んできたことも示しており、本学の存在意義を考えたとき、大変意義深いものである。」

【参考】「山中伸弥本学栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞」(奈良先端科学技術大学院HP 2012/10/08)
http://www.naist.jp/news/detail_j/topics/1377/
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by atsutoyoda | 2012-10-08 22:30 | 研究

公開授業

今日は朝からアミュゼ柏プラザという柏市の施設で公開授業をやってきました。最初何人来るのかなあと一緒に行ったIK先生と心配していましたが、高校生が20名くらい来てくれました。管理人は「動物のこころと遺伝子」という授業をしましたが、最近の研究トピックである、ストレスとエピジェネティクスの話題です。高校生にはかなり難しい話をしたと思います。30分の授業時間では話し切れなくて、中途半端になり悪いことをしました。しかし、授業後にお子さんと一緒に来られたお父さんが手を上げて、スパイン、クロマチンの修飾などは目で見ることが可能なのかという質問をされました。ある程度、知識のある方なのかもしれませんが、非常に良い質問だと思います。精神疾患などでのスパインの動態などは今、まさにホットですからね。すこし関心を持ってくれた方がいたようで、風邪をおして授業しに行って良かったです。本来であれば、高校生からそういう質問が出るとなおいいのですけどね。オープンキャンパスでの研究室公開でもよく質問するのが親御さんというのが気になります。
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by atsutoyoda | 2012-10-06 18:11 | 大学