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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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外書講読

学部4年生の外書講読始めました。ここ2年ほど中国語をやっていたのですが、今年はTEDを見てブレインストーミングをすることにしました。今日は私が話題提供ということで、下記のTEDを紹介し、みんなで見ました。

ジェイミー・オリバー 「子ども達に食の教育を」
http://www.ted.com/talks/jamie_oliver.html


食育の話題から農学部の新ミッションまで話が発展してなかなか有意義な時間でした。こういう機会に学生とディスカッションすると意外としっかりした考えを学生たちが持っていることがわかります。農学部のミッション再定義作業真っ最中ですが、学生の意見に耳を傾ける場を設けても良いかもしれませんね。今日の外書講読ではずいぶんヒントをもらえました。
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by atsutoyoda | 2013-04-19 22:37 | 教育

就活の時期

就活に関する記事の抜粋です。

「安倍晋三首相は19日の経済界トップとの会談で、大学生らの就職活動の解禁時期を大学3年生の3月からに遅らせるよう要請する。現在の解禁時期は4年制の大学なら3年生の12月だが、3カ月後ろ倒しして学業への悪影響を緩和するのが狙いだ。」

今の学部2年生から適用されるそうですが、就活解禁の時期が後ろにずれるようです。面接などの選考活動を8月以降にするようですが、実験系(とくに生物系)にとってはなかなか厳しいルールです。学業への悪影響を緩和するのが狙いといいますが、分野によっては就活の後ろ倒しで悪影響が出るでしょう。今までも就活によって卒論の実験研究は影響受けてきましたが、要領の良い学生は4月早々に内定を取ってきたので、そういう学生が研究を推進しているのが現状でした。8月以降に選考開始ということですと、4月から卒論研究はじめてもちょうど乗り出した時に中断することになるでしょう。また、結局は就職のための準備期間が延びるだけのような気もします。でも、よく考えてみると国家公務員や地方公務員採用試験のタイミングと一緒ですね。

全面的に通年採用にするか、大学一年くらいから就活させて、さっさと内定だすとかドラスティックなことをやらないとこの問題は解決しないと思えます。いずれにしろ来年度の実験計画は難航を極めることは間違いないです。修士課程の大学院生などはまさに論文をまとめんというタイミングで就活ですね。KHくん、今のうちに気張らんと、来年大変やで。



就活解禁「大学3年の3月」 首相、経済界に正式要請へ(朝日新聞デジタル2013年04月17日21時59分)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304170470.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201304170470
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by atsutoyoda | 2013-04-18 22:35 | 大学

飼料資源科学特論

前期の講義がはじまりました。今日は管理人が担当する大学院講義「飼料資源科学特論」の一回目でした。今年もポスト3・11以降の日本の農業についてみんなで勉強する企画です。ゼミ形式で受講生は5名です。うち1名はボゴール農科大学からの留学生のWさんで、必然的に英語で進めることにしました。のこりの4名の日本人受講生は苦労しながら英語で喋っていましたが、まあ良い機会だと思っていただければなと思います。週に一回くらい英語でコミュニケーションする90分があっても良いでしょう。本当はもっとこういう機会を増やしたほうがいいんでしょうけどね。柔軟な学生はすぐに環境適応するでしょう。ちょうど学部ミッションの再定義を検討しているようですから、期待しておきましょう。
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by atsutoyoda | 2013-04-12 23:38 | 教育

改革

大学改革流行りですね。というよりも改革しないと許されないという状況です。たしかに改革は必要なのでしょうが、学部ミッションの再定義とか大学改革推進事業への対応とかいろいろなレベルでの改革論議が続いていて、現場は少々混乱しています。大学全体が見渡せない末端教員である管理人などは、何がどう学内で動いているのかサッパリわかりません。「グローバル化」、「ミッション」、「選択と集中」、「地域連携」、「ガバナンス強化」などキーワードがたくさんありますが、こういう語句で改革構想を説明されても、正直良くわからないというのが本音です。大学改革にはかなり興味がありますが、これらの語句が出てくると具体的なイメージが湧いてこないのですね。管理人が不勉強なのかもしれませんが、大学構成員ではたしてこれらのキーワードのニュアンスを共有できているのか疑問ですよね。できていないので議論が咬み合わないと思うのですが。

管理人は、大学や学部を「枠」にはめ込もうとしてもそれは無理があるのではないか、却って学問の進展を阻害するのではないかと思っています。時代にマッチしたかたちで学部学科の枠を取っ払うというのは賛成ですけど、地方国立大学だからこういう方向性で行くべきだとミッションとして定義してしまうのは、かえってクビを締めることにならないかという懸念があります。20年後、30年後の将来像という議論はほとんどないのですね。

少なくともいま在籍する学生にはそういうつまらない「枠」を超越したかたちで学問に励んでいただきたいと思います。それが希望です。
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by atsutoyoda | 2013-04-10 22:44 | 大学

前期の講義

明日から前期の講義スタートですね。ここ数日、農学部キャンパスに見慣れない学生さんが増えましたから、きっと水戸から阿見にやってきた2年生でしょう。阿見キャンパスの近所のスーパーでゴム長靴を買っている若い女性を何人も見かけましたが、うちの学生さんでしょうね。みなさん、明るい顔をしていますね。良い感じです。初々しい。いつまでもその初々しさを忘れずに好きな学問に没頭してほしいものです。

万が一、自分が希望しない専門課程に配属されてしまった学生さんもどうか腐らずに勉強してみてくださいね。わりとオモロイことはそこらに転がっているものです。管理人の研究室にも「不本意ながら」配属されてきた4年生がいますけど、しばらく放置して自由に勉強させておくと本質をついた重要な研究テーマを提案してきたりするんですね。こういう人は課題に没頭して伸びますね。いずれにしろ勉強して知識が増えると世界が広がります。世界が広がった所で自分が活躍してみたい分野を見つけても良いと思いますよ。あまり凝り固まらずにリラックスして視野を広げて勉強してみてください。
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by atsutoyoda | 2013-04-09 22:03 | 大学

科研費の結果2

結局、3つ出した科研費申請は全滅でしたね。無様です。昨日の深夜に事務からメールがありました。25年度は申し訳ないことですが、研究室の学生にマウスを一匹ずつ買ってやり、データを取らせることにいたしましょう。本当にラッキーなのですが、別の競争的な予算がいくつかつきましたので、その極度に「不幸な状況」は回避されましたが、科研費の不採択はダメージありますね。2ヶ月近くにわたって申請書の作成に没頭するわけですからね。共同研究者との打ち合わせもあったりで、相当なエネルギーが必要な科研費申請書の作成作業ですが、もう少し、「全か無か」ではない予算措置の方法はないかと思います。ちょうど、「日本の科学を考える」というサイトで藤田保健衛生大学の宮川さんが議論していますね。ちょっと引用してみますと、

科学技術の研究では、(分野にもよるとは思いますが)大きな難問にじっくりと長い時間をかけ集中して取り組むことが重要ではないでしょうか。世界にさきがけて独自の大きな価値を持つものを発見したり開発したりするためには、そういうことをサポートする仕組みが必要でしょう。つまり、期間が短く少額のギャンブル的研究費が多種乱立している状態ではなく、期間は長く比較的額の多い安定した基盤的研究費がどっしりとあるというのが望ましいのではないでしょうか。

「選択と集中」からはずれた大学や分野は科研費が研究費の最後の砦でしょうから、これをはずすともはや存亡の危機にさらされるということでしょう。実際に科研費に採択されなくなって、一線から退いた状態の人をたくさん見ていますから、その怖さはヒシヒシと感じます。研究者としての存亡ももちろんですが、実は真に必要な研究分野が人知れず消えてったりしていないのかと思いますね。恐ろしいギャンブルをしていると言えるでしょうね。


【参考】
「安定した基盤的研究費の導入を!」(藤田保健衛生大学・宮川剛)
http://scienceinjapan.org/topics/031413.html
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by atsutoyoda | 2013-04-05 18:59 | 研究

2年生受け入れ式

今日は大嵐でしたが学部2年生の受け入れ式があったようです。私は式には参加していませんが、OT先生と共同研究のディスカッションしたときにすこしその様子について聞くことができました。専門分野の振り分けもあったようですから、2年生にとってはいよいよ専門の勉強のスタート地点に立ったということですね。まずはおめでとうございます。自分が望んでいない専門分野に配属された学生もいるかもしれませんね。どうか腐らずに前向きにとらえてもらいたいものです。
式での学部長の挨拶のなかで、「サイエンス・インカレ」にエントリーできるような自主的な研究活動を推奨されたようですね。多くの2年生は面食らったかもしれませんが、これからは自主的な勉強や研究、創造的活動がみなさんに求められていることです。講義に出て勉強することは当然ですけど、自分は将来何をすべきかよく考えて日々生活してくださいね。そのための助けになるのが講義であり、研究なんですね。自主的な研究活動も自分の将来を見据えてこそ意味を持ちます。研究が趣味だというような余裕は、みなさんにはないでしょう。これからの専門課程3年間はあっという間に過ぎ去ります。あっという間ですが、その時間の使い方で驚くほどの「差」が出ることも間違いないのです。これから卒業まで3年間に与えられる時間は、365日×3年=1095日です。1095日×24時間=26280時間ですね。
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by atsutoyoda | 2013-04-03 22:05 | 教育

科研費の結果

4月1日には科研費の採否が発表されるのですが、管理人にはまだ「当確」の連絡がありません。今までの経験でこういうケースはダメだったと考えるの普通ですが、今年に限って言えば、研究機関でずいぶん採否の告知のタイミングが違うようですね。e-Radを覗くと内定している場合には告知されているようですが、この採否を告知する処理スピードも研究機関の事務処理能力に依存しているようです。昨日と今日の二日間は何回もe-Radを開きました。アクセスが集中しているのかときどきつながらないときもありましたね。この二日間は心穏やかではなかったです。今でもそうですけど。

今の環境では、科研費が当たらないとまず研究室でまともな実験教育することは不可能ですので、申請書作成から相当なプレッシャーがかかります。ひとつでも当たればよいという思想で3つ申請書を書きました。そのプレッシャーのピークがちょうど今なのですね。今更ジタバタしても仕方ないのですが、早く明確なかたちで結果を知りたいです。ダメであれば年間数十万円の予算で卒論3つと修論1つを仕上げないといけない苦しい状況になります。理科系の実験教育が競争的資金に依存するという不安定な状況におかれているということはもっと認知されるべきかもしれませんね。「選択と集中」のウラにはこういうお寒い状況もあるということは意外と知られていないでしょう。研究室に配属される4年生に「君たちが卒論研究で使える予算はマウス1頭分だよ」というと驚きますけど、競争的資金がゼロであればそんなものなんです。
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by atsutoyoda | 2013-04-02 22:28 | 科学技術政策

新年度

24年度学事終了の余韻を楽しむまもなく、あっという間に新年度になりました。農学部前の桜はちょうど今日がピークですかね。毎年感じますがここの桜は本当に素晴らしい。
今日は科研費採択の発表もあったようですね。エイプリルフールだと思いたいです。
出鼻くじかれたような感じですけど、25年度も前向きに行きましょう!
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by atsutoyoda | 2013-04-01 18:10 | 科学技術政策