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茨城大学農学部飼料資源科学研究室公式ブログ。研究内容、教学支援、講義内容などを発信していきます。
by atsutoyoda
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東京水産大の思い出

地震から1週間経ちました。自宅待機で運動していなかったので、階段の上り下りで息が上がるようになってきました。地震酔いの症状もだんだんひどくなってきました。午後、実家の周辺を散歩してみました。北品川から目黒川を海の方へ下って、天王洲、東京海洋大を経由して品川駅まで歩きました。天王洲周辺も高層ビルが多いですが損傷など見られませんでした。さぞかし高層ビルは揺れたことでしょうが、街は落ち着いた感じです。東京海洋大も人が少なくひっそりしていましたが、建物の損傷などはなさそうです。ガイガーカウンターを2本持った女性がキャンパスを歩いていたのが印象的でした。キャンパス内のサーベイをしていたのかもしれません。

東京海洋大といえば思い出が多い大学です。昔は東京水産大と言いました。まず、私が大学受験生だったときに東京水産大で共通一次試験を受けました。快適な試験会場でした。また私が小学生の時ですが、自宅の近所の池で淡水魚を捕ってきて水槽で飼う趣味がありました。一日中、飽きずに水槽を眺めていたものです。近所に同好の士もたくさんいました。宮内庁の官僚の方もいましたが、小学生の私たちと日曜日に付き合って同じレベルで遊んだものでした。その官僚の方はブルーギル専門でしたが、当時はまだ珍しい魚でした。赤坂見附の弁慶池までわざわざ釣りに行ったものです。釣りの番組も見ていましたが、水産大の先生が魚類の生態や行動について解説しており、非常に科学的な興味を喚起する番組構成になっていたと思います。今の民放の釣り番組よりも質の高いものです。小学生の私は、いつしか魚の勉強したくなり、水産大に進学して魚の研究者になりたいと思ったものです。私の研究者としてのベースはそこにあります。紆余曲折があり、今は動物の研究をしていますが、魚の生態や行動については今でも興味を持っています。

今日は東京海洋大のキャンパスを歩いて、自分がこれからどう研究を復興させていこうか考えました。少年の日に水産大にあこがれたときの気持ちを思い出して、この難局を乗り切りたいと思います。原点はときどき思い出す必要がありますし、大切にしなければいけません。人生最大の難局かもしれませんが、これからもまだまだチャンスはあるでしょうし、チャンスがある限りは努力すべきです。せっかく研究する場が与えられているわけですから。
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by atsutoyoda | 2011-03-18 18:25
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